
こんにちは、肌の感触がいつもと違うと一気にニキビのトラウマが蘇る、ブログ管理人のmimiです。
ニキビを検索すると必ずと言っていいほど出てくるワードありますよね?
そう、アクネ菌
テレビやネットでもよく見聞きするので知っている方も多いでしょう。
じゃあ質問です。アクネ菌ってなんですか?
ドキッ…。そうやって改めて言われるとちょっと…。
知っているようで、実はあんまり知らないアクネ菌、ニキビ予防や改善のためにもアクネ菌の性質を知っておいて損はないですよね!いやニキビと闘っているこの機会にぜひ知って欲しいです。
ということで今回は、アクネ菌についてどこよりも簡単にわかりやすくご紹介します。
ニキビの要因、アクネ菌とは?
アクネ菌の本当の名前は…

アクネ菌は本名だと思っていた方手を挙げて!
私「はーい!」
アクネ菌の本名は【キューティバクテリウム・アクネス】といいます。
なんだか、杖を持ってそれっぽく言ったら、魔法がかかりそうな名前ですね。笑
以前は【プロピオニバクテリウム・アクネス】といわれていたらしいですが、改名したらしいです。
名前を知ったからといってニキビが治るわけではないですよ。ただ今日からあなたのトリビアが1個増えて友達に自慢できるだけです。
アクネ菌、それはどんな人の肌にも存在している菌

アクネ菌は私たちの皮膚に普段から住み着いている、常在菌です。
他の常在菌の例を挙げると、よく知られているのは乳酸菌やビフィズス菌などなど。アクネ菌も実はその仲間だったのです。
ということはもちろん、私の肌にもあなたの肌にも、ニキビのないきれいなあの人の肌にもアクネ菌は存在しているんです。
でもおかしいですよね?なんでみんなの肌にアクネ菌はいるのに、ニキビがある人とない人と差が生れてしまうんでしょうか?
敵にも味方にもなるアクネ菌

アクネ菌は悪者のイメージがありますが、
- 皮膚を弱酸性に保つ
- 有害な菌が皮膚に定着しない様に守ってくれる
- 皮膚の損傷を抑えてくれる
と実は、いいやつだったんです。(毛嫌いしてごめんね)
これが味方になってくれているときのアクネ菌です。
では逆にアクネ菌はどんなときに敵になってしまうのでしょうか?
それはアクネ菌の好きなものと嫌いなものが敵になるきっかけとなり、ニキビができる人、できない人の差が生まれてしまうのです。
アクネ菌とニキビの関係、その時アクネ菌は敵となる
アクネ菌が苦手なもの、アクネ菌が好きなもの

苦手なもの
アクネ菌は【酸素】が苦手です。酸素がある環境ではほとんど増殖できません。(悪者になりません)なので基本的に酸素が少ない毛穴の奥にひっそりと生息しています。
もう一度言いますね。酸素少ない毛穴の奥にアクネ菌がいるんです。
好きなもの
アクネ菌は皮脂が大好物です。
ということはアクネ菌が最もうれしい環境は、”皮脂で詰まった酸素の少ない毛穴”です。
この環境が揃うことで、アクネ菌が増殖しニキビが発生しやすくなります。
まとめ|アクネ菌が味方でいてくれる環境をキープしよう!

これまでの話をまとめると、
【酸素が少ない状態(毛穴のつまり) + 過剰な皮脂(大好物に囲まれる)】
この環境条件が揃うことでアクネ菌が悪者へと変貌し、ニキビというモンスターを作り出していることがわかりましたね。
ということはその環境を作らせないことが、ニキビを発生させないひとつの方法になり得るということです。
アクネ菌の存在はニキビへの直接的な原因ではなく、ひとつの要因です。味方でもあるアクネ菌が存在しないことは、肌にとって不都合なことでもあります。
大切なのは”アクネ菌をなくす!” ではなく ”アクネ菌を増やさない!”ことです。
アクネ菌にずっと味方でいてくれる環境にするにはどうするか、それはまた更新をお待ちくださいね。
過去に記事にヒントがあるかもしれません。
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